超音波子宮卵管検査とは
超音波子宮卵管検査とは卵管閉塞の確認を行うための検査です。子宮から生理食塩水と空気の混合液を流し込み、卵管内の閉塞、狭窄、癒着を確認します。不妊治療の初期の段階で、治療方針の検討のために実施することが多いです。検査当日はナプキンを持参した方がいいです。
検査の流れ
①通常の超音波検査と同じ内診台で実施。
②子宮の入り口から細いカテ-テルを挿入し、バルーンで子宮内に固定させて、生理食塩水を流す。
③検査時間は通常3~5分程度です。
④痛みに関しては卵管の状態にもよりますが、ほとんどの場合、軽い生理痛程度です。
実際の感想(チュン)
検査前に事前説明があったので、検査直前までは不安はありませんでした。しかし、私はカテーテルが子宮に入らなかったので特別な処置が追加されました。どのような処置を行っているのかカーテン越しでは分かりませんでしたが、人生で一番痛かったです。正直、稽留流産の数十倍痛かったです。
生理痛をMAXにした痛みに内臓が圧迫される痛みが加わり、途中で会話できなくなりました。医師が大丈夫って叫んでましたが、声が出なかったので無言。看護師さんがカーテンを開けて意識があるか確認してくれました。おそらく一度気絶しています。
病院からの帰り道に救急車を呼ぶべきか迷うぐらいの腹痛に襲われ夫にTELするも不在着信で、根性だけで帰宅しました。タクシーを呼ぶという発想にならないくらい痛たみでテンパってました。
私はこの検査を不妊治療開始時と流産後の2回実施しました。2回目は医師に痛み止めの座薬を入れてもらい挑みましたが、1回目と同じくらい痛かったです。
2回目は出血が酷く、生理の多い日ぐらいの出血がありました。腹痛もあったので検査二日後に不安になり受診しました。結果、検査の出血でしたが5日ほど続いた出血で貧血になりました。
私の感覚ですが、この検査をすると生理前痛が酷くなると思います。
実際の感想(トリ)
検査当日はお風呂掃除とトイレ掃除をお願いされていたため、妻からのSOSの電話に気づくことができませんでした。戻ってきた妻が泣き出したため、帰り道でトラブルでもあったのかと思いました。
「どうしたの?」と声を掛けましたが、泣きじゃくっているので、言葉になっていませんでした。その後、「検査が人生で一番痛かった、臓器が破裂して死ぬかと思った。迎えにいて欲しかった」と伝えられたので、電話に気づかなかったことを謝ることしかできませんでした。
同様の検査を行う方がいれば、私の妻のように急に特別な処置を行うこともあるので、検査を行うことが事前に分かっている場合はできるだけ迎えに行ってあげて欲しいです。
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